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時言 「地域の子のために地域の高校を守ろう」
2009/06/26

時言
 「地域の子のために地域の高校を守ろう」
 教育の新自由主義に基づく1998年の文部省介入から10年、県内に新自由主義的雰囲気が蔓延している。そのため、小泉・竹中改革が若者から安定した職や人生まで奪ったのと同じように、「全県一学区で県内どこの高校へも自由に行ける」と言っているうちに、定員内不合格で年間何百人も、入学後千数百人もの中途退学者という形で、子どもの教育を受ける権利が奪われている▼加えて2002年に策定され、2008年までに十数校もの高校を募集停止にし、昨年は高宮・自彊を募停にした「県立高等学校再編整備計画」が、2013年まで延長され、その間の5年計画で「在籍生徒数180人以下の学校について、一学年一学級は募集停止・複数小規模校の連携」という三つの方向への再編が強行されようとしている▲端的に言えば、「地域の少人数の子どもの教育保障に金は使わない」ということである。それにしても何のためにこれほどまでに高校の消滅を強行するのか▼県立高校の受け入れ枠からはみ出した子どもは私学へ。この中曽根以来の民営化誘導。例えば東京等大都市部では以前から公私比率は四対六を超えており、米国ではより進行している▼しかし投資対効果から今こそ高校全県一学区制を廃止し、地域の子の後期中等教育の場の確保。中途退学者を出さず、全ての子どもの進路保障をめざして、署名活動等を進め、今次の募停攻撃を押し止めなくてはならない。

Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部