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6月 キューバ訪問記(2)齋尾和望
2009/06/26

キューバ訪問記(2)齋尾和望
 一昨年、強力なハリケーンにキューバ訪問記(2)        齋尾和望
 一昨年、強力なハリケーンに見舞われたキューバは大きな被害を受けた。カンパ要請に応えて全国からのカンパと支援物資が寄せられ、それを届けるために、旅行団全員がICAPを訪問しました。カンパには、部落解放同盟広島県連が特別に用意したものが加えられていた。ICAPは諸国民友好協会と訳されている、いわば国際交流の機関でしょうか。兄弟によるバイオリンとギターの歓迎演奏の後、ICAPの活動が紹介され、栗原委員長からカンパと支援物資が贈呈されました。
 同時にここでは、アメリカによって拉致されている5人のキューバ人の家族からの訴えを聞くことができました。事前の情報で知ってはいましたが、キューバはアメリカから経済封鎖を受けているだけではなく、同胞がテロ関係者と誤って捕らえられ、長期に拘束されているのです。日本では全く報道されていない話なのです。
 なお、先頃第14回新社会党全国定期大会を開催しましたが、来日中のICAPの国際部アジア担当のイルダさんが挨拶に来られ、再会することができました。
 青年共産同盟訪問では「革命の基本は青年である」とのチェ・ゲバラの思想が受け継がれ、青年が先頭に立って識字運動、サトウキビや食料増産に取り組んでいるという話を聞くことができました。まさに、青年がキューバの革命後の社会を支えているのです。
キューバで一番誇れることはやはり教育と医療、特に医療でしょう。私たちは眼科を訪問しました。そこには、最新の医療機器を若いスタッフが巧みに駆使して診療に当たっている姿がありました。アメリカ製の優れた医療機器は、経済封鎖のため直接輸入できないのでドイツ経由で、ドイツ製として輸入されるということで、結果としてコストがかかるということでした。
なお、顧問の小森龍邦さんは特別に診察を受け、日本では見つけられなかった新しい原因が見つかったとのことであり、早速文章化してもらい日本での治療に活かすということでした。
ハバナ郊外のカリブ海に面した風光明媚なところに、ラテンアメリカ医学校はありました。今現在、世界28カ国から約2000人の若者が勉学に励んでいるのですが、その経費はすべて無料なのです。交通費さえあれば、6年間無料で医学の勉強ができるのです。卒業後はそれぞれ故国に帰り、医療に従事するという大プロジェクトです。残念ながら豊かな国と見られている日本からの若者はいませんでした。一方、経済封鎖中のアメリカからは、ニューヨークのスラムから青年が来ているとのことでした。キューバの懐の深さを感じました。そういえばチャ・ゲバラが医者であったことを思い出しました。
見舞われたキューバは大きな被害を受けた。カンパ要請に応えて全国からのカンパと支援物資が寄せられ、それを届けるために、旅行団全員がICAPを訪問しました。カンパには、部落解放同盟広島県連が特別に用意したものが加えられていた。ICAPは諸国民友好協会と訳されている、いわば国際交流の機関でしょうか。兄弟によるバイオリンとギターの歓迎演奏の後、ICAPの活動が紹介され、栗原委員長からカンパと支援物資が贈呈されました。
 同時にここでは、アメリカによって拉致されている5人のキューバ人の家族からの訴えを聞くことができました。事前の情報で知ってはいましたが、キューバはアメリカから経済封鎖を受けているだけではなく、同胞がテロ関係者と誤って捕らえられ、長期に拘束されているのです。日本では全く報道されていない話なのです。
 なお、先頃第14回新社会党全国定期大会を開催しましたが、来日中のICAPの国際部アジア担当のイルダさんが挨拶に来られ、再会することができました。
 青年共産同盟訪問では「革命の基本は青年である」とのチェ・ゲバラの思想が受け継がれ、青年が先頭に立って識字運動、サトウキビや食料増産に取り組んでいるという話を聞くことができました。まさに、青年がキューバの革命後の社会を支えているのです。
キューバで一番誇れることはやはり教育と医療、特に医療でしょう。私たちは眼科を訪問しました。そこには、最新の医療機器を若いスタッフが巧みに駆使して診療に当たっている姿がありました。アメリカ製の優れた医療機器は、経済封鎖のため直接輸入できないのでドイツ経由で、ドイツ製として輸入されるということで、結果としてコストがかかるということでした。
なお、顧問の小森龍邦さんは特別に診察を受け、日本では見つけられなかった新しい原因が見つかったとのことであり、早速文章化してもらい日本での治療に活かすということでした。
ハバナ郊外のカリブ海に面した風光明媚なところに、ラテンアメリカ医学校はありました。今現在、世界28カ国から約2000人の若者が勉学に励んでいるのですが、その経費はすべて無料なのです。交通費さえあれば、6年間無料で医学の勉強ができるのです。卒業後はそれぞれ故国に帰り、医療に従事するという大プロジェクトです。残念ながら豊かな国と見られている日本からの若者はいませんでした。一方、経済封鎖中のアメリカからは、ニューヨークのスラムから青年が来ているとのことでした。キューバの懐の深さを感じました。そういえばチャ・ゲバラが医者であったことを思い出しました。

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