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7月 声 今年も高校潰し
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2009/07/31
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声
今年も高校潰しー子どもの未来を奪ってはならないー
今年も又、白木・大和・豊田高校等が潰され、地域の子の教育が奪われようとしている。「県立高等学校再編整備計画(二〇〇二)」に基づく募停攻撃は、既に二〇〇三年から五年間で十校以上は、さらに二〇一二年までに延長された「計画」で昨年度自彊・高宮を潰してしまった。今年はこの「計画」にいう適正規模(一学年四〜八学級)に満たない二九校が整理再編の俎上に載せられ、その中の小規模校(一学年三学級以下)で、在籍生徒一八〇名以下の十七校の統廃合を「廃校・分校化・連携校化」で進めようとしている▼これに対して六月段階から該当校を抱える市町議会で意見書・要望書等の採択。該当校PTA・同窓会等による県教委要請。全入協呼びかけの広範な反対署名・街頭署名。さらに七月十日には豊教連主催による県庁前集会・デモ等々闘いが展開されて来た▼署名を求めて地域をまわると「県立高校を潰してどうしようと思ようるんか、家庭事情で遠い高校や私学に行けん子がおるで。行政の仕事は教育条件を作り守ることが一番大切じゃろうが。それにあの高校は地域のもんで作ったんじゃ」と反対の声ばかり▼元々「四〜八学級を一学年規模として適正」とする発想は「お上」のもので、子どもの教育保障から発していない。募停廃校は誰を利し、何を狙っているのかを明らかにして闘いを進めたい。
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