|
2010.3月ピースウォークfrom沖縄」を尾道に迎えて
|
2010/04/16
|
3月4日(木)16時30分、沖縄を1月1日に出発した平和行進団が尾道に到着。
準備していた横断幕とプラカード10本を持って参加。「世界一危険で、生命をおびやかす普天間基地を閉鎖し、国外移設を!」先頭に、「沖縄に軍事基地はいらない。命どう宝。」「アメリカのモノはアメリカへ」「子どもたちに平和を!」など小中学生の色とりどりの手形を捺したプラカードを掲げ、日蓮宗僧侶の唱え続ける名号に包まれて進んだ。
尾道駅前芝生広場では「歓迎の集い」。“九条の会・おのみち”事務局の原田と城間市議より歓迎の挨拶。行進団から妙法寺石橋代表より答礼の挨拶後、さらに2号線を東行、宿泊先の妙宣寺へと向かった。
警備に当たる公安警察官、私服刑事の方が人数が多くなるのではないかとの心配をよそに途中参加の人たちも加わっての行進となった。
すれ違う車や歩道の人から振られる手に励まされ歩く歩く。
夜19時からの交流会では、それぞれが自己紹介をし、「沖縄と自分」をかかわらせての思いや、「なぜ行進に参加するのか」など語りついだ。
行進団の方からは「基地問題で大きく揺れている沖縄と比べて、歩いてきた感じでは“うねり”が小さい事が気になります。」としみじみと語られた。「沖縄の基地の問題は実は私たち、あなたたちの問題なのですよ。」と言外に、しかし厳しく論されたように感じられた。
最後に“グループ・おとぎぞうし”の竹本さんは渾身の力を込めて“ドゥ−チュイムニー(独語=ひとりごと)”を歌い上げ、それは私たちにはウチナンチューの“恨”に聞こえ、揺り動かされ、打たれた。
翌5日、福山市の入り口まで歩き、前途の無事なることを痛いほどの握手で伝え、見送った。
|
|
|
|