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7月翼
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2009/07/31
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翼
「郵政」が話題になっている。鳩山総務相が、「かんぽの宿」など国有財産を不当に安く売り飛ばそうとしたとして西川社長を認めないと突っぱね、遂に辞任に追い込まれた。辞任後鳩山氏曰く、この件では「総理も認めていた」と。確かに麻生総理は「郵政には反対であった。たまたま反対できないポストにいただけだ」と言ったことがある▼そういう中、未だに郵政民営化問題はくすぶっている。小沢民主党元代表は、民営化反対の郵政関係者講演会で、「見直しをしっかりやるように新代表に伝えている」等の発言をしているようである▼一体民営化は何だったのか。民営化後小さな郵便局はなくなった。私の街でも集配の回数が減らされた。留守配達の時には、地域の局に行けば良かったのが本局に▼しかし本当の目的は、アメリカの保険会社の日本参入であったと言われている。そのことはクリントン政権下で始まった年次改革要望書に示されている。300兆円以上あった郵貯関係の資金に手をつけるためには、民営化して保険市場を開放させることがどうしても必要であった。このことをきちんと報道したマスコミがあったのか。良識ある人々は反対したけど、あの300議席の中で強行された。「民営化されると良くなる」という甘い?言葉に騙された人々は今何と思っているのだろう!
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