≪最新の記事10件≫
2014/05/01 [4 月号]新社会党広島県自治体議員活動
2014/05/01 [4 月号]時言
2014/05/01 [4 月号]「昭和」史の中のある半生(24)
2014/05/01 [4 月号]「戦争をさせない1,000人委員会」呼びかけ
2014/05/01 [4 月号]翼
2014/05/01 [4 月号]見え透いた嘘
2014/05/01 [4 月号]新社会党広島この一ヶ月の動き
2014/05/01 [4 月号]「チェルノブイリデー」に参加
2014/05/01 [3 月号]時言
2014/05/01 [3 月号]「昭和」史の中のある半生(23)
8月 「幻想としての政権交代」に抗して
2009/09/19

「幻想としての政権交代」に抗して

連日マスメディアは「政権選択選挙」・「政権交代」等の言辞をふりまき、「小選挙区制」導入の意義が機能し始めたとしている。この文脈は「自民対民主」という保守二大政党を前提にしており、その方向が「主権者が政権選択をする民主的方向」であるとの幻想へと誘導しようとしている。
しかし、この闘いは現体制の枠内で、A党が政権担当期に引き起こした矛盾で支持を失えば、B党が代わってその矛盾を手直しし大衆の不満を吸収・解消し、結果資本を持つ保守勢力による支配を貫徹していくという政権のたらい回しである。その意味で本当の政権交代ではなく、ましてや少数意見を排除する小選挙区制をその手段にしているのである。今政治に求められているのは「幻想としての政権交代」ではない。政治・経済・雇用・環境等々様々な危機、それも近代社会がそれを押し進めることで生み出した危機への対応である。歴史的にみてその方向はすでに限界に達しており、このままだと破滅しかない、と見破った人々がチェンジ=変革を求めている。限界は今の金融恐慌やツバルの現状に現象している。
 今こそ日本国憲法のめざす方向への変革が多くの人から求められている。今次選挙も改憲阻止勢力の拡大、原和美必勝へ向け集中しなければならない。因みに鳩山は9条改憲論者である。

Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部