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9月 翼
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2009/09/19
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衆議院総選挙は終わった。兵庫県でのみ立候補した我が党の原和美さんは、二大政党の波にもまれて当選には至らなかったが、次につながる実績を残した▼結果は予想以上に民主党の圧勝となった。わずかの差で大勝するという小選挙区制度の効果?がしっかり出たのが今回の結果である。つまり、47%程度の得票率で、議員の74%を占めたのが今回の選挙である。要するに投票者の過半数は民主党を支持していないのだ。その47%も民主党を支持したわけではない。自・公小泉政治で生活を壊され、将来への不安を持った人々の怒りが「今回は民主党に」ということで投票行動に出ただけであろう▼さて政権をとった民主党には、いわゆるバラマキに対して自・公からはもちろん、多くの人から財源論をつかれている。常識的に考えて大丈夫かと思うのは然りである。天下りなどの無駄をなくすことだけではなく、防衛費を削ればそれなりに可能と思われるが、民主党にそれは出来ない。年内にマニフェストの一つも達成出来ないとなればあっという間に支持を失い、混乱を招くであろう▼とりわけ私たちが特に注視しておかなければならないのは改憲問題である。多くの民主党候補は改憲をアピールしていたのだ。
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