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時言 「分割民営化が真の事故原因である」
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2005/06/17
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時言
「分割民営化が真の事故原因である」
JR西日本の脱線事故の原因、それを生みだした様々な要因がマスコミ等で指摘されている。例えば「秒単位のダイヤ厳守」、守れなければ処分・「日勤教育」等の過酷な労務管理。それをいやがっての「急カーブに制限速度を大幅に超えて突進した」ことが直接原因とされている。安全の確保より、過密ダイヤ・高速運転による乗客確保・利益優先というJR西日本の経営方針への批判などである。しかし、それ等を生みだした一九八七年の「国鉄の分割民営化」そのものを真の事故原因とする論調は極めて少ない。▽そのJR発足時の福知山線では普通・快速が一日九三本だったが、今では三六九本と四賠増、加えて五万一五三0人だった職員を三万二八00人へと四割程削減している。さらには新型ATSの配備など安全対策面の投資の節減。この「過密ダイヤ・大幅リストラ・過酷な労務管理・安全軽視・・・・」等は、JR各社に共通しており、それ故事故は多発している。▽それにしてもなぜそんな無茶なことが罷り通っるのか。行政の監督責任は、JR職場間での指摘は、等々の疑問の声を聞く。しかしそこは、中曽根民営化策動最大のねらい通り、JR労働運動は、今や当局を支えており、労働者は当局にものが言えない状況に陥っている。▽英国に見る再国有化の議論もさることながら、今こそ一0四七名の解雇撤回闘争、職場の民主化闘争等、JR職場での闘う労働運動つくりとそれの支援が求められている。国鉄時代「世界で持つとも安全な鉄道」と言われていたのだから。 (安保英賢)
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