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【2006.6月】日の丸・君が代の強制に反対し申し入れ
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2006/06/14
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日の丸・君が代の強制に反対し、宗教者の会が県教委へ申し入れ
小武正教
2006年3月の卒業式、そして4月の入学式に際して、「日の丸・君が代」の強制に不服従・不起立を貫いた先生に対して県教委が「処分」を加えないよう(処分の撤回を求めて)県内の宗教者有志で県教委に対して計3回の申し入れ行動を行った。(06.3.27。5.11。5.24)
特に3回目は、「宗教者の会」のみならず、強制に反対する「大学教職員の会」や「文化人の会」そして「処分をうけた先生」と一緒に県教委に出かけ、抗議と申し入れを行った。
県教委の窓口の総務課長は、「お聞きして上司に伝えます。しかし回答はしないことになっています」の一点張り。「教育現場に強制はしないという政府答弁の下で“国旗・国歌法”は成立したはずなのに、現状はまさに強制になっているがどう思っているか」、「学校現場で、先生はいうまでもなく、生徒にまで起立することが指導の名の下に強制されているが、それは生徒の思想・信条の自由の侵害ではないか」「保護者や来賓にまで、強制が及んでいる事実をどう思うか」等々。しかしまるでロボットしと向き合っているようなものである。「会話の成り立たない所に教育はないでしょう、これでは“教育”委員会ではなくて“服従訓練”委員会と名称を変えたらどうですか」と皮肉を込め、職員全員に聞こえるように声を張り上げる場面もあった。まさにファシズムはこうして進められるということを目の当たりにし、許すことの出来ない思いを強くした。
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