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【2006.6月】翼
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2006/06/14
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翼
さわやかな季節はあっという間に過ぎ、梅雨の頃となつた。生け垣に咲く紫陽花に気分は和むが、このジメジメした蒸し暑さは何ともやりきれない。健康に留意し、この時季を元気に乗り切っていこう。
教育の憲法といわれる教育基本法「改正」案が、終盤国会の大きな焦点になっている。与党(自民党・公明党)間で、3年間にわたり計70 回も審議してきたというが、すべて密室での審議、資料などはすべて回収している。今年3月の全国PTA協議会の調査では、教育基本法の内容をよく知らないという人が88.8%にもののぼっている。また5月の朝日新聞の世論調査では、今国会で採決せず議論を続けるべきと答えた人が、73%と群を抜いている。「改正」論議の中心は、「愛国心」「宗教教育」「教育行政」の扱い。
それにしても理解に苦しむのが、公明党の態度だ。「愛国心」「宗教教育」の内容で、なぜこれほど妥協できるのか。戦前の厳しい弾圧をどのように考えているのか。
今一度この機会に読んでみよう。教育の理念を定めたその内容は、59年が経過した今も輝いている。全く変える必要はない。継続審議そして廃案にむけ、それぞれの地域で全力で取り組んでいこう!
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