|
【11月号】 がんばってます 129
|
2009/11/29
|
先の衆議院選挙での歴史的な政権交代は、30年近く続いた「臨調・行革」の反国民的な政治の転換をもたらそうとしている。私の所属する福山市議会では、公明党などの議員による鳩山連立政権に対する揺さぶりの意味もあって、地方自治体への財政的な悪影響の出ることを必要以上に喧伝している。
彼らのこのような喧伝は、それまでの自公政権が犯した、後期高齢者医療制度に象徴される、福祉や医療、年金などの社会保障制度を徹底して切り捨ててきたことをを覆い隠そうとする動きとしか見えない。たしかに個々具体の政策や制度において、現象的には後退したり不満足な部分も出てくると思うが、弱いものに対する施策や制度においては、これまで後退してきた制度の復活をはかるなど、社会保障制度全体として、多くの国民の要望に真摯に応える内容になることが期待できるのではないだろうか。
当面、12月議会にむけて、国の動向を見守りながら、弱い市民の立場に立った
施策展開に取り組む決意です.
福山市議会議員
池上 文夫
|
|
|
|