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翼
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2006/08/22
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翼
今年もまた暑い8月が巡ってきた。被爆60周年の昨年に比べると、今年はメディアの扱いも少ないように感じる。各地域で行われるさまざまな平和行動に積極的に参加していこう。
7月15日、廿日市市内で「岩国基地増強問題を考えるシンポジュウム」が、廿日市、広島、大竹、江田島、三次の県内5市が主催して開かれた。県内西部から岩国から、広い会場を埋め尽くす約1100人が参加し、住民の関心の高さが示された。
第一部では、岩国市の井原市長が「岩国基地の現状」と題して報告。市民の理解を得られない移転計画には、あくまで白紙撤回を求めていくと話し、会場から大きな拍手が贈られた。第二部では、秋葉広島市長、山下廿日市市長、学識経験者・住民の代表ら5人のパネルディスカッションが行われ、それぞれの立場から移転反対の思いが語られた。
「外交、防衛は国の専管事項というが、自治体住民の理解なしに進めることは、住民の福祉と安全を守るべき自治体にとって、絶対に容認できない」という3人の現職市長の発言は、非常に重く感じられた。計画では2014年度までに移転を完了することとなっているが、これからも多くの人々とともに、粘り強く反対運動を進めていこう。
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