≪最新の記事10件≫
2014/05/01 [4 月号]新社会党広島県自治体議員活動
2014/05/01 [4 月号]時言
2014/05/01 [4 月号]「昭和」史の中のある半生(24)
2014/05/01 [4 月号]「戦争をさせない1,000人委員会」呼びかけ
2014/05/01 [4 月号]翼
2014/05/01 [4 月号]見え透いた嘘
2014/05/01 [4 月号]新社会党広島この一ヶ月の動き
2014/05/01 [4 月号]「チェルノブイリデー」に参加
2014/05/01 [3 月号]時言
2014/05/01 [3 月号]「昭和」史の中のある半生(23)
2010.3月小選挙区がつくり出した政治の構図
2010/04/16

小選挙区がつくり出した政治の構図
県本部副委員長 岡田英治

 来るべき参議院選挙・広島選挙区(定数2)に立候補する顔ぶれがほぼ出揃った。
 民主党は、教育問題や安全保障問題では思想的に自民党よりも悪いといわれている現職の柳田稔が立候補。自民党は7区で落選した宮沢洋一が衆議院から参議院に鞍替えする。
 国民新党は、広島の教育攻撃に憂き身をやつしてきた亀井郁夫が再出馬するか、河合案里(前自民党県議)へ交代するかで難航しているようである。いずれにしても厳しい選挙戦を強いられるのは必至で、亀井兄弟の政治力の衰退は避けられない。
 柳田と亀井郁夫は2月11日、広島市内で行われた「建国記念の日奉祝式典」に出席し、「折に触れて皇室の方々のお招きを頂戴いただき幸せ者であった」(柳田)、「道徳の時間に反日教育をしていた広島の教育も改善されたが、まだ完全ではないので一層の協力を」(亀井)とあいさつしたとのこと。
 一方、旧宮沢派・宏池会の谷垣自民党総裁は「復古的ナショナリズムで保守層を取り込む手法は取らない」「弱肉強食の構造改革には歯止めをかける」と言っている。
 前述のようなことを耳にすると、広島選挙区の候補の中では宮沢がリベラルに見えてくるから不思議である。小選挙区制がもたらす保守二大政党化が参議院広島選挙区や衆議院第6区(亀井と小島)では顕著だ。「投票する人物がいない」とぼやいてばかりではいられない。この選挙制度(政治の構図)こそが日本の進路を誤らせていることを新社会党が主張しなければ他に主張するもの(できるもの)はいない。


Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部