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【2006.9月】94.がんばってます議員活動
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2006/09/20
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がんばってます議員活動
大崎上島町議会議員 中村 修司
テレビから流れる情報も、新聞から入ってくる情報も、いまや憲法を変えろ、教育基本法を変えろの、大合唱です。
今年の3月議会には、国民保護法に基づく保護条例が提案され、
「国民を護るという名目で、いざ戦争となったときに、否応なく国民を従わせるための準備ではないか。住民が何も判らないうちに、こうした条例を作ってしまうのは非常に危険。提案する前に広く周知し、住民の声を聞くべき」と反論するも、結果は、13対2であっさりと可決。
学校では、当然のごとく平和教育や部落問題を排除した教育が推し進められ、高齢者福祉や障害者福祉は、利用者の負担増が打ち出されるも、国が決めたことだからと、ほとんど議論もなく次々と議会を通過。一議員の抵抗などまるで無意味なのかと・・・。
しかしながら、つい最近設置された人権対策協議会の中で、「ここ数年まったく部落差別についての学習がないのは何故?おかしいのでは」と女性会や民生委員の女性委員が迫り、人権は思いやりの心との発言に「発想が間違っている」と噛み付く委員も。社会の流れがおかしいと感じている町民は少なくないと元気づけられました。また、地域の共闘関係者で、年間を通して、平和と部落解放に向けての学習する場をつくり、地域に提供しようと準備を進めています。
ともすれば、あきらめの発想に囚われがちな今日の情勢ですが、住民の社会や政治に対する危機感を束ね、過疎地域からの声を大きなうねりにし、改憲阻止に向け頑張らねばと思っています。
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