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【2006.9月】憲法と暮らし教育を考える集会
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2006/09/20
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憲法と暮らし教育を考える集会(三原)
全国1000箇所集会を敢行中の栗原君子さんを迎え、三原でも8月22日に三原市人権文化センタ−で「憲法をめぐる今日的状況」と題して講演学習会を開きました。
「小泉構造改革。規制緩和路線が何をもたらしたか、私達の生活は良くなったか、ホリエモンのような人や大手都市銀行などは給料が上がったようですが、普通の生活者はどうか、税制改革で富める者は景気と刺激するため優遇され、生活者はかえって増税になる。そのつけは消費税の税率増となって襲ってくる。医療制度改正によって高齢者の負担は増したが、医療サービスの質は保障されていない、特に高齢者が小泉改革の毒牙にみまわれたのが年金者控除・配偶者控除の見直しで、住民税と国民保険料・介護保険料が一気に上がった」これには参加者の1人で当事者になった人から思わず声が上がり、小泉改革に懐疑的だったその人も、ここまでいじめられるとは思ってみなかった、役所へ問い合わせに行っても、担当者はなれたもので適当にあしらわれたと憤慨していました。
「小泉改革では社会が萎縮し、生活者の悲鳴はあちらこちらで聞こえる、人は苦しくなると隣の人や身近な存在を羨み妬むようになる、心は荒廃し、最近世間を騒がしている事件や事故などはその典型的なもの、モラルが無くなったというが、無くなったのではなく壊されているのだ、何でもありの弱肉強食の経済効率至上主義を根付かせるために。当たり前のことが当たり前に出来ない世の中にしたのは誰か、またいつか来た道を歩いてはいないか、名も無き人の声なき声をかき集めて悪政にぷつけていくのが、私の使命だと感じ、頑張っています。」との話には参加者全員がうなずき心を一つにしました。
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