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【10月号】翼
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2006/10/19
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翼
秋も深まり、朝夕は寒く感じる頃となった。台風13号で被災されたみなさんには、こころよりお見舞いを申し上げる。
9月末、安倍政権が誕生した。周りを自分の都合のよい取りまきだけで固めている。52歳で、戦後生まれの初の首相と、若さ・清新さを強調する。しかし、清新さは全く感じられないし、彼の思想や言動、わずか13年の議員経験などを思うと、大きな不安を覚えるだけである。
戦後生まれの首相でありながら、「戦後体制からの脱却」を主張している。要は、憲法を改悪し、戦争のできる国にかえていくということである。彼の言動をしっかりと注視しながら、来年の統一自治体選、参院選勝利にむけて、私たちは日々の活動に取り組んでいこう。
公務員の飲酒運転が大きな社会問題になっている。言うまでもなく、少しでも酒を飲んだら絶対に車を運転すべきではない。当然のことである。しかし、気になるのは、公務員バッシングの視点での報道である。公務員の削減を至上命題の1つとする現内閣にとって、まことに都合のいい報道が続く。このようなことに利用されないためにも、公務員のみなさんには今一度、襟をただして職務に専念してもらうことを期待したい。
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