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06.【12月号】がんばってます97 石原顕
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2006/12/11
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がんばってます97
新社会党広島県自治体議員活動
廿日市市議会議員 石原顕
時の経つのは本当に早いもので、みなさんの暖かいご支援で初めて議会に送っていただいてから、10年になろうとしています。この間、「初心を忘れず」「常に市民の目線で」を胸に刻み取り組んできました。今後もよろしくお願いいたします。
さて、昨年6月、在日米軍再編で岩国基地増強が明らかになりました。計画通りすすめば、厚木基地から空母艦載機が移転し、極東で最大級の基地になります。地元の岩国市では、3月、4月の住民投票、市長選挙で明確に機能増強に反対の意思を示しています。私の住んでいる廿日市市も岩国から近く、自己の危険性、騒音の拡大は必至です。
「移転反対」の署名が、旧廿日市市域でも自治会を通じて集められました。市長も県内西部の市長・議長・関係者で連絡会議を組織し、移転反対運動の先頭に立っていますし、議会でも「計画の白紙撤回を求める意見書」を全会一致で決議しました。住民の間にも移転反対の住民団体も組織され、また地区労を中心に働く者の会も別につくられ、互いに連携しながら、粘り強く反対運動を続けています。
このような住民の意向を全く無視し、今年5月、日米両政府が在日米軍再編について最終合意し、そして閣議決定がされました。計画によれば2014年までに移転を完了することになっています。これからさまざまなことが予想されますが、多くの住民と繋がりながら、計画の白紙撤回にむけ、粘り強く反対の運動を続けていく決意です。
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