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07.【1月号】時言「民主政治は誰のためのものか」
2007/01/09

時言「民主政治は誰のためのものか」
 年末、近所の人と一頻り政治談義。「首相から『戦後レジュームからの脱却』と言われるとわし等は戦後という間違った時代の間違った子と、決めつけられているように感じる。ほんまに一生懸命生きてきたのに…」「小泉・安倍さん等は誰のための政治をしようるんかのお」と疑問のことば▽悲惨な侵略戦争への反省、その反省の上に成立した憲法の下での戦後レジュームは、主権者たる国民一人ひとりが平和の内に、平等に自己を実現する場であり、それをめざしての悪戦苦闘によって経済復興・繁栄と一定程度の民主体制は確立されても来た。その意味からすると戦後レジュームとは、資本の収奪強化策動に抗しつつ労働や日々の生活で、人々が流した汗や涙の結晶体である。そんなレジュームを「悪しき・脱却すべきもの」と断じ、首相をさらに使嗾しているのは誰か▽戦後、資本の横暴を封じ込めるために作った規制を「戦後レジューム」と非難し、貶しめ、一挙にそれを緩和し、労働関係法令を改悪し、非正規雇用を激増させ、同一労働同一賃金の原則を空洞化させ、そこで空前の利益を手にしたのは誰れか。若者を悲惨なワーキングプアに陥し込んだのは誰か▽こんな暴政を「民意の反映むと強弁する政治家を選ぶまい。自分の首を締めることになる代表者を選んではならない。時代は今、マスコミの意識操作、「国民」幻想を撃ち、疎外からの自己回復・階級的自覚の確立をめざす私たちをこそ求めている。   
   (安保英賢)

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