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2010年1月 「九条の会」中国ブロック交流会
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2010/04/15
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「九条の会」中国ブロック交流会
広島総支部 佐々木孝
全国にできた九条の会は7443。その交流と連携を図ろうとブロック別交流会が企画され、皮切りに中国ブロックの交流会が12月12日、岡山市民会館で開かれた。中国5県の地域、職域の九条の会から120人が参加、広島からは第九条の会ヒロシマ、女性九条の会、マスコミ九条の会ほかのメンバー25名が参加した。
「九条の会」事務局の高田健さんが故加藤周一さんの話を引用しながら、運動を日常性に結びつけることや「9条を生かす運動」を呼びかけた。各県の九条の会から、それぞれ2、,3名づつがさまざまの活動状況を報告した。広島からは、女性九条の会の井野さんらが毎月9日の街頭宣伝活動などを、また60、70代を中心に活動する九条の会三原の伊藤さんが若い人の参加を追求している様子を語った。
「新しい政権と日本国憲法をめぐる情勢」と題して、一ツ橋大学の渡辺治さんが圧巻の講演。なぜ民主党は大勝したのか、民主党政権の動揺はなぜ起こるのか、9条改憲はどうなるかなどを詳しく述べ、九条の会の課題を提起した。
5つの分散会に分かれ、それぞれで全員が発言する形で、活動の交流を行った。48の分会に職場九条の会を作った山口県高教組九条の会、大量チラシの地元新聞への折込み配布をした鳥取県中部・九条の会、「平和かるた」を作り販売している倉敷9条の会、毎月1回の「憲法を学ぶ市民の会」を定例化している津山9条の会など、苦心の活動例が披露され注目された。
これからの憲法を生かす運動と組織を強めるために、この集いで共有できた情報やノウハウを役立てなければならない。
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