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【11月】新社会党労働運動委員会総会に参加して
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2007/11/25
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新社会党労働運動委員会総会に参加して
土屋信三
10月6,7日の両日にわたって開催された労働運動委員会では、地域ユニオンへの関わりについて、掘り下げた論議がなされた。総労働人口の3分の1をしめる1700万人の労働者が、すでに非正規雇用労働者となっている。そして、賃金は150万円から200万円の年収で、生活できるかどうかというぎりぎりの所にまで追い込まれている。このような非正規雇用労働者の組織化に向けて、新社会党は全力を挙げるべきだとする提案がなされた。このことはきわめて重要である。新社会党が本当に労働者階級に基盤を持つ政党となるためにも、大胆に非正規雇用労働者の中に入り、組織し、闘いを領導しなければならない。そのための武器が地域ユニオンに他ならない。参加者から、どのように地域ユニオンに関わっていけばいいのかというとまどいもあったが、問題は簡単である。各地域に地域ユニオンを立ち上げ、専従的に動ける人と事務所を確保し、活動を支える資金を恒常的に支えていけばいいのである。力のある人は力を、物のある人は物を、金のある人は金を、集中して形とすること、そのための意志一致と行動が何よりも求められている。
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