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【1月】がんばってます109
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2008/01/29
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がんばってます109
呉市議会議員 得田正明
昨年の統一自治体占拠において、6期目の闘いに朝鮮し、人権・平和の議席を呉の地において死守することが出来ました。ご支援をいただいた関係団体の皆様に心から感謝とお礼を申し上げます。
地方分権の名の、三位一体の財政改革が推進され、多くの自治体は財政難と地方としての自立?に苦慮しています。
呉市の場合も同様で、9月5日には財政集中改革宣言が出され、約400億円余の赤字をどう埋めるか、職員定数や給与の見直しをはじめ、事務事業の大幅な改善、聖域なき見直しをせまられておのます。
財政健全化の基本的方向は、人件費の削減、企業誘致と市有地の処分、公共施設の管理運営の見直し、施策の選択と集中、経常経費の削減(各種団体への負担金・補助金等)、公共料金の値上げ、市税などの収納率の向上対策等や、むこう5年間で第2の夕張にならないための集中改革となります。
改革の成否は、市民の理解と協力が第一であり、情報の公開、説明責任の徹底が不可欠といえます。数年前から「市民協働のまちづくり」と称して、条例も制定し、取り組んではいますが、市民協働が提唱された本質的要因について明らかにされておらず、表面的に市民の自立や自覚を求めることによって、これまでの行政サービスの保障を上手くすり替えたものとしか考えられません。
行政・議会などの情報量と、市民が把握し認識する情報は、質・量とも雲泥の差があります。共通の土俵とか、良きパートナーとして、課題の共有というのは現実には極めて困難であります。一地方議員として、行政情報をいかにわかりやすく、平易な言葉で、具体的に説明し、物事の善し悪し、考え方、将来展望等を議論したり、意見を拝聴する場の設定に全力をあげるという重大な責務があると考えます。社会的弱者の生存権と人間の尊厳を確立するために。
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