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【1月】「12.16 岩国シンポジュウム」
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2008/01/29
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「12.16 岩国シンポジュウム」
12月16日、「国の横暴をはね返そう!米軍再編と地方自治を考える、と題したシンポジュウムが、岩国市の市立図書館ホールで開催されました。このシンポは、「地元の実行委員会」と「週間金曜日」が共催し、空母艦載機移転拒否を理由に、岩国市への35億円もの補助金を国が凍結していることに抗議するためのもので、会場に溢れんばかりの250人の市民が参加。井原勝介岩国市長のほか、佐高信「週間金曜日」発行人、天木直人元レバノン大使、上原公子前国立市長、知花昌一読谷村議の各氏が、パネリストとしてそれぞれの国の姿勢を厳しく批判する意見を述べました。
井原市長は、「決して何でも反対と言っているのではない。互いに誠意を持って協議し、解決策を見つけたいのに、国は一方的に市役所建設の補助金まで突然カットしてきた」と経緯を説明し、市の姿勢に理解を求めました。佐高さんは、「国の圧力に屈することは、補助金をカットした汚職まみれの守屋前防衛省事務次官に負けること。市議会の移転容認派は、何を考えているのか」と批判しました。
続いて参加者からの質問・意見が出され、パネリストが発言を再開。井原市長は、「市民の間には『反対しても来るものは来るのだから、妥協して金を受け取った方がいい」という意見もあるが、主権者は国民であり、どんなに困難でもおかしいことはおかしいと言い続けなければならない」と、次の世代のために国の仕打ちには屈しないと語り、会場から大きな拍手がおくられました。
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