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【1月】2008年新社会党広島県本部 団結『旗びらき』
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2008/01/29
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2008年新社会党広島県本部 団結『旗びらき』
1月12日(土)午前11時より、ホテルチューリッヒ・東方2001において、広島県内の新社会党の党員・党友、そして支援いただく多くの来賓の人たちを迎えて、2008年新社会党広島県本部・団結『旗びらき』が開催された。 冒頭、昨年11月の県本部大会において新たに就任した三木郁子委員長が、「格差社会が厳しく明けましておめでとうとは言い難い状況である。昨年の参議院選挙では多くの人々の期待が民主党によせられたにも関わらす、昨日1月11日新テロ特措法を可決させる状況を生みだしている。この流れに抗していく闘いを粘り強く進めていきたい。取り分け今年4月に投開票される福山市議選は、現職3人の方(川崎・池上・西本)の必勝を期して、もう一度全県集中方式をとっていきたいと」あいさつ。
続いて来賓の、山今彰・広教組委員長が、「昨年12月の中国人研修制度にみる学習会で、現代の奴隷制度とでもいうべき状況があり、その上に非正規労働者の実態、そして正規労働者と、弱肉強食のグローバルスタンダードの名の下、労働者が分断されている。若い労者に労働者の権利を伝えてきたかが問われている」と連帯の挨拶。
有田耕・広高教組委員長は、最近の高教組が広島県教委を相手に闘って完全勝訴した、ホームページの書き込みを巡る裁判などについて報告。
山下真澄・部落解放同盟広島県連副委員長は、自己疎外状況が進む中、部落差別の事件も頻発しているとし、特に戸籍謄本の不正取得に対する闘いと状況が報告された。
金鎮湖・朝鮮総聯広島県本部委員長からは、朝米を巡る年内に国交を結ぶ可能性に言及。朝鮮半島の統一の流れと、その中で日本の立場について言及。さらに全港湾の高橋さん、ピースリンク広島・呉・岩国世話人の新田さん、広島県全労協議長の池上さんから、連帯の挨拶をいただいた。
続いて新春トークでは、小森龍邦さんが、「2008年私たちが考えておかなければならないこと」として、「1月11日に憲法の2/3条項が57年ぶりに使われたが、小選挙区比例代表制が1994年細川内閣で成立した際、衆議院可決・参議院否決であった。にもかかわらず、当時の土井たか子衆院議長が、「衆参あいととのった」としたため、2/3でなく、1/2で可決された」と、現在の政治状況のスタートを確認。その上で、「向こうの智慧に負けないだけの智慧と表現力を身につけていかなくてはならない。そのためには、日頃の勉強とまず自分の所作をどうするのかが最も大切であると」党員・党友に語りかけた。
12時より会場を移して、石黒ひかりさんの司会で呉・安芸総支部の大正琴の演奏、そして恒例の各支部の挨拶のパーテイーが開催された。
福山総支部のように、自治体選挙全員必勝の決意を語る総支部、町内会の役員を率先して引き受け、回覧板に平和・人権の思いを書く取り組みを紹介する三原総支部等々、集まったみんなが今年一年、党活動に元気を出して頑張ろうという集いとなった。
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