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【4月】地産地加工・上下ぎゅ〜そば」
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2008/04/29
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−地域から−
「地産地加工・上下ぎゅ〜そば」
府中市上下町産の牛肉とそばを使い、町内製めん所で加工した「地産地加工・上下ぎゅ〜そば」が、町内の10店舗以上の飲食店で扱われ、人気となっている。地域のNPO法人理事長(つまり私)が呼びかけたもので、農業・畜産業・製造業・飲食店・観光をつなぐことができたと思う。
当初準備していた2000食を完売し、地域産のそばを仕入れて継続している。1食750円なので飲食店で150万円、それに製麺業者、生産者の売り上げが経済効果となる。
潤った分地域の消費につながれば、それも経済効果である。地産池消の経済効果を体感することができた。
今のグローバル経済が世界を襲っている。人件費の安いところで製造された安価な商品を手に入れることの代わりに、ワーキングプアや失業を生みだしている。インターネットの普及で経理や会計なども、世界中どこでも受注できるようになり、そういった業種でも空洞化がすすむ。世界中で低賃金競争を煽り、格差を生んでいるのがグローバル経済である。
今我々はそうした勢力に対してあまりに弱い。だが地産池消を進め成果を上げれば、より理想的な社会のモデルを示すことが出来る。
そうか「上下ぎゅ〜そば」はグローバル経済に対する非暴力ゲリラだったんだ。
(NPO法人上下まちづくりネットワーク・わいわいがやがや 理事長.福崎裕夫)
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