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【4月】三原総支部党員学習会
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2008/04/29
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三原総支部党員学習会
3月28日(金)に新社会党三原総支部の党員学習会を開きました。
三原総支部では、定期的に学習会を開こうと支部総会で決定し、これが2回目の開催となりました。
定例市議会がこの日終了したこともあって、七川市議会議員(総支部委員長)が議会報告をされました。三原市の財政状況の解説をされ、他の自治体同様厳しい財政状態にある三原市の現状を市民がもっと注視して、夕張が他人事でないことを考えなければいけない。このような課題も学習のテーマにしていこうと話されました。
つづいて刊行されたばかりのKOMPAS21vol10「貧困と冨・階級社会の実相」をつかって学習しました。数字やグラフの多いものはさけて、最後の章 津和 崇さんの文章を代表者が読んで意見交換をしました。津和さんの貧困と格差を推進する成果主義にたいして、推進より正当化固定化している成果主義の実態を元教員が話されたり、「努力し、成果をあげた者が報われる制度という魅力的な旗印に共鳴した労働者は多い。」の一文に対して、後期高齢者保険制度が始まるが中身を知ろうともせず、魅力的な旗印に踊らされてはいけない。と後期高齢者・・・を長寿ナントかに名前をかえてはどうかといった、厚労大臣の発言に後期高齢者が憤慨したりなど意見がだされました。最後に冒頭の雨宮さんの論文。冊子4ページ終わりから5行目からのところが、貧困の本質ではないかとの指摘をうけて学習会を閉めました。参加者は途中からの人も入れて9人と少なかったのですが、読みやすいとの評判のいい今回のKOMPASをつかってこれからも学習活動をつづけていこうと確認しました。
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