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【6月】〘連帯-ビルマ難民キャンプ支援〙
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2008/06/17
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〘連帯-ビルマ難民キャンプ支援〙
5月2日に大型サイクロンがビルマ(「ミャンマー」)を襲い、10万人以上が死亡、そして今も
被災者240万人の内、100万人以上の人たちが物資が配給されない状態にあるといわれます。のビルマのサイクロン災害は、予報の伝達そして避難という備えについても、また災害が起こった後に、被災者救援よりも新憲法への国民投票の成立を優先させ、諸外国のNGO.救援隊の入国拒否をするなど人災の面が問題となっています。
軍事政権は5月30日に新憲法の成立を宣言しました。、「国会の1/4の議席は軍事政権が指名し、議会の3/4以上の賛成が無ければ、憲法改正発議はできない」「外国の支援を受ける者(アウンサン・スーチーさんを念頭に)は議員に立候補できない」など軍事政権維持を念頭に置いたものです。ビルマ難民で民主化を求めるココラットさんによれば、「国民投票で反対票を入れた者は誰か今調べられている」という中での国民投票だったということです。
ビルマの僧侶と連帯する会では、ビルマ難民の支援に2月25日から29日までタイ北部のビルマ国境の14000人の入るメラウーキャンプを訪れました。発電機からパソコン・プリンターを贈り、「未来コンピューターセンター」を開設しました。難民キャンプでは生産活動が許されないため、子ど゜もたちはいずれキャンプの外で自立していかなければなりません。子どもたちが軍事政権を倒すために銃ではない選択をしてほしいと願わずにはおれませんでした。次は女性に足踏みミシンを届けることを約束して帰りました。
サイクロンの被害に対しては、ココラットさんは、「諸外国の報道・支援がへり、再建に向けて動き出す半年後をにらんだ支援をしてほしい」とのことでした。
「関係・関心を持ち続ける」ことが何より大切かと思います。
(ビルマの僧侶に連帯する仏教徒の会 小武正教)
*郵便振替
口座名:ビルマの僧侶に連帯する仏教徒の会
口座番号01390-7-86201
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