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【6月】時言「これも小泉のなせる業である」
2008/06/17

時言「これも小泉のなせる業である」
 後期高齢者医療制度はその内容の問題もさることながら「健保全体からすれば厄介者を別枠の医療制度に押し込み、医療費のかさむ者同士で面倒をみなさい」というものである。この後期高齢者に高負担を強いる発想は「医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自分の感覚で感じていただくこととした」(厚生労働省後期高齢者医療制度施行準備室長補佐)との発言にも鮮明に現れている。これでは国民全体で支え合い守っていく保険の基本理念に違背し、世代間対立を煽る分裂支配そのものである▽この制度に見られる問題は、前記の室長補佐発言を誘発している当該制度の発案者(その政権)の政治姿勢の問題である。第一に社会的強者も弱者も自己責任とし、福祉政策を切り詰める小さな政府・新自由主義経済に立つ。第二に一千兆円近い借金、それ故の財政再建を口実にして、二0一一年まで毎年二二00億円の福祉予算を切り詰める。第三に規制緩和・労働法制改悪で今や若者の2人に1人は非正規雇用である▽これ等は皆、小泉の言う「悲鳴を上げて、もうこれでは生きられないから増税でも何でもしてくれ」と言うまで絞り込めという発想の現象化であり、富を弱者から吸い上げ強者に配分するという資本の走狗の所為である▽そのことは法人税大幅減税、株取引きの優遇措置、消費税の払い戻し制度等々資本の側への優遇措置をみれば明らかである。決して許してはならない。
(安保英賢)
Olive Diary DX Ver1.0

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