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【6月】働く者の相談室ひろしま 第7回定期総会
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2008/06/17
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働く者の相談室ひろしま 第7回定期総会
『働く者の相談室ひろしま』は、5月14日18時から第7回定期総会を東区地域福祉センターで開催した。
総会議案は、年間を振り返って3点に亘って総括がされている。その1として「さらなる知名度のアップを」、第2として「相談窓口を県内各地に開設する」、第3として「活動能力、解決能力の強化にむけて」が総括の柱となっている。
具体的には、「パート・アルバイト・派遣トラブル110番」が昨年11月と今年2月に取り組まれ、年間2回の開設が定着出来たことが評価されている。しかしその一方では相談件数は年間で161件、「パート・アルバイト・派遣トラブル110番」は11月に16件、2月に18件の相談件数は1桁少ないと総括されている。加えて、「活動能力、解決能力の強化」は、活動スタッフの養成が急務の課題と指摘している。
これらの指摘について、方針案では相談件数を飛躍的に伸ばすには県内各地に相談窓口を条件が整い次第、早期に開設していくことが決意として述べられている。
こうした中、昨年度の特徴は12・1安田浩一講演集会に見られるように、今日社会問題となっている「研修生、技能実修生」問題を、90名の参加者とナショナルセンターの枠を超え、広島で開催できたことは大きな成果ではあったといえる。今後もこうした運動を追求、発展させていくことに期待が寄せられており、「労働相談ひろしま」としてもこうした運動の全面的な支援が求められている。
定期総会は毎年のことではあるが、質疑・討論が乏しいことに失望を感じており、総会を盛り上げる工夫がされてもいいのではなかろうか。たとえば、相談者からの意見、感想、要望、決意、等々。あるいは記念講演を総会終了後に行うなど、参加者の一人として素直な感想を提起させていただきます。
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