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【7月】初めての訪朝(1)
2008/07/31

初めての訪朝(1)
去る6月21日から4泊5日の日程で初めての訪朝の旅に出かけた。近くて遠い国といわれる共和国への旅は、まさにそのことを実感することになった。
丁度本国に修学旅行で帰る朝鮮学園の高校生と一緒であったが、彼らが先に高麗航空機に乗り込み、かなり遅れて私たちは別便の小型機に搭乗。一時間の飛行で平壌に。通関は至って簡単であった。これは驚きであった。
出迎えの対外文化連絡協会(以下対文協)の3人に案内されて一路市内の豪華な高麗ホテルに迎えられた。
夜は、対文協による歓迎の晩餐会である。対文協からは国際局長の黄虎男さんが出席された。歓迎の席で黄虎男さんから凡そ次のような挨拶をいただいた。
「大変難しい時期に訪朝していただいたことに感謝します。懐かしい方も初めての方も心より歓迎いたします。広島は新潟と共に最も朝鮮に近いところです。加えて広島は被爆の地です。朝鮮にも被爆者が住んでいます。かつての植民地の問題はもちろん、被爆者の問題も未解決な状態が60年以上も続いています。今回の訪朝が、こうした課題解決のきっかけになり、両国はもとより、アジアの平和に寄与することを念願します。 
教育は国の将来を左右する大切なものです。かつて民族教育が潰された事件がありました」以来日本の政策は南一辺倒で、私たちの同胞はあらゆる形で差別されてきました。しかし、横間先生を始め皆さん方は、在日同胞の権利を守るために当局と厳しく対峙し現在も闘ってこられています。心より感謝いたします。
 今日本は繁栄していますが、その出発点は朝鮮戦争ではないでしょうか。そのことを知らずに国民は拉致のことばかりに目が向いています。私たちの同胞は、かつて800万人がまさに連行・拉致されました。うち20万人が従軍慰安婦にされました。皆さん方には、過去の歴史をしっかり伝えるような教育を今後も続けてください。 
私たちの経済は大変厳しい状況にあり、食料状況の改善に取り組んでいます。戦争の準備などできる状況にはありません。しかし、アメリカ帝国主義には妥協するものではありません。素晴らしい綱領を持っている新社会党とも連帯しながら新の平和を構築していきましょう。」

Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部