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【7月】時言「失敗の責任をとらせよう」
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2008/07/31
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時言「失敗の責任をとらせよう」
侵略戦争、その惨禍への反省、戒めの要は、主権者たる国民が憲法という「約束」の中に政治権力を封じ込め独走させない、さらに財閥解体・独禁法等々の規制によって、資本の独走・横暴を封じ、二度と戦争を起こさせない絶対平和(平和主義)・絶対平等(基本的人権の尊重)を実現することであった。さらに「この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」(12 条) の教え通り、労働者の闘いは、例えば池田政権に所得倍増、社会保障・国民福祉の増進を図らせ、民主主義の担い手である中産市民形成をめざしてきた▽しかし小泉は「格差はあっていい」と主張。その一事をもってしても国民の代表たる資格はないが、差別・分裂の中に国民を追い込み、平和も生産も共に危機に陥れた。社会主義による○○○、労働者の闘いを共々消滅させ、その結果自らを見失しないこう慌廃したのは資本・政権担当者であったのだ▽資本の走狗小泉が、自信と確信の下で強行した規制緩和等、例えばタクシー関連の緩和措置は見直しを、04年労働者派遣法改正は「日雇い派遣」原則禁止へ、さらに後期高齢者医療制度・福祉関連予算毎年2200億円カット等も見直されていっている▽この「誤りであった小泉政治」で仕事・生活・声明まで奪われた多数の人々に誰が責任をとるのか▽私たちは「国家無答責」を断じてゆるさない。そこに胡座をかく政治家には主権行使の選挙で対決しよう。
(安保英賢)
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