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【8月 翼
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2008/08/31
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翼
高等学校が潰される。現在の「基本計画」では、4〜8学級を適正規模とし、3学級以下は統廃合の対象だとして いるようだ。適正規模の学級数に明確な根拠はない。これでは、山間部や島嶼部の学校のほとんどが統廃合の対象校にされてしまう。今回対象にされたのは県北の高宮高校(3学級)と福山市の自彊高校(7学級)である。自彊高校はもとより福山市内の子どもが、高宮高校でも一時はなれて行った地元の子どもが帰って来ていると言われている。このような地域にとって重要な決定は地元行政を抜きにはできないものと考えるが、どうも今回とりわけ自彊高校の地元行政である福山市には事前に十分な説明がなされていなかったのではないかと疑われる。
つまり、募停反対の動きを封じ込めるために、極秘裏に行われたのではないかと・・・。関係者がことの情報を掴むことが大変困難になっている今日、教育委員なり県議会議員の存在は極めて大きいのではないだろうか。地域文化の拠点とも言える学校がなくなるということは、過疎化に拍車をかけることである。そういう意味において、教育委員なり地元の県会議員は地域の過疎化を積極的に進めることに加担していると言わざるを得ない。両校の校歌は、広島に縁の深い音楽家の作曲である。
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