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【8月 呉・安芸総支部第十三回定期大会
2008/08/31

呉・安芸総支部第十三回定期大会
 呉・安芸総支部は、七月十九日山の手コミュニティセンターで、第13回定期大会を開いた。
 あいさつに立った得田正明委員長は、これまでの活動を振り返り「今一度、原点にたちかえり動くこと、言い続けること、継続すること」の重要性を訴えると同時に、継続課題となっている『市民相談窓口の開設』を掲げ、就労・生活・医療・福祉等々の政策・制度の矛盾を是正することを目的に、新たな動きを起こすことを提起した。
 来賓として広島県本部から三木郁子委員長が駆けつけ、昨今の厳しい社会情勢に触れ、「私たちは、小さな政党ではあるけれど、地域住民にとって一番大きな課題に取り組んでいる。一歩でも一センチでも確実に前進していくことが大切で、こうして、年に一度の定期大会を実施することがその大きな一歩となる。」と檄を飛ばした。
 続いて、一年間の活動の総括と人間らしく生きようとする人々と固く連帯し、人間賛歌の平和的社会を建設しようとした、向こう一年間の活動方針を全員一致で採択し、大会を閉じた。
引き続き行なわれた学習会では、「スクラムユニオン・ひろしま」の土屋委員長から、『ワーキングプア・外国人労働者の実態と課題』について学習を深めた
外国人労働者の実態として、賃金が月5万円程度で、月200時間以上の時間外を強いられ、その時給は300円から330円であること。さらに、パスポート、外国人登録証、預金通帳なども会社に預けさせられていること。また、危険な職場に就かされ、ケガをしても労災保険を適用されなかったり、雇用保険にも加入しなかったり労働基準法は無視し、無権利状態で雇用している実態などが明らかとなった。「今は、そうした外国人労働者が日本の産業を支えているといっても過言ではない」と訴えた。
スクラムユニオンの役割として、「外国人労働者の支援と協力」「地域ユニオンとして、一人でも入れる労働組合に」、「地域でのネットワーク作りと産別労働組合との結合」など、さまざまな取り組みをされていることが理解できた。
Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部