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【9月】第5回全国青年学生交流会に参加して
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2008/09/15
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第5回全国青年学生交流会に参加して
8月30日31日の両日、7都県から約30人が参加して、神奈川県湯河原町で第5回新社会党青年学生交流会が開かれました。初日は全体討議を行い、基調報告に続いて、兵庫の武庫川ユニオンの活動が自作のDVDを使って報告されました。今年3月尼崎市役所に勤める5人の女性職員が無期限ストライキに入り、結果勝利した件については、女性5人の粘り強さ、彼女たちは時給や年休の獲得日数だけを訴えたのではなく、乱暴な労務管理が仕事に関する責任感を減退させる、もしくは責任感のかけらもない人が仕事に就く、個人情報を扱う部署が多い行政で、それを許してはいけないのではないか。それが彼女たちの訴えの中心であった、だからこそ広範な人たちから支援を受け勝利できたのではないかと報告されました。夕食後分散会に別れ、それぞれの職場の問題点を出し合い議論を深めました。2日目は全体討議にうつり、参加者全員が意見発表し「アウトソーシング」「非正規雇用への転換」と人件費削減のため雇用形態を激変させた結果、特に若者たちの学びと労働への意欲の後退を招いた。他者との共生能力をなくした若者はひたすら孤立し、結果秋葉原のような事件になるとの発言を全体で確認しました。まず実態を知ろう、業界業種を超えて、同じ職場で隣にいるのにメールですませてしまうことをやめ、話をしようとの意見に賛同し、来年は徳島で開くことを決めて、日程を終了しました。
(三原総支部 池田剛)
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