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10月 】がんばってます117 呉市議会議員得田正明
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2008/10/17
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がんばってます117
呉市議会議員
得田正明
仕事がら新聞を精読しているが、ある日の朝刊記事に息苦しさを強く覚えた。
汚染米の拡大と不信による健康、風評等の被害が深刻とある。日本人の主食であるコメまでも偽装し、不正転売で金にするとは・・・・。
採用権限なし、バイトより時給低い「名ばかり管理職」に基準の記事は、今さら労働基準法の管理監督にあたるかどうかの基準を示したものとあるが、何をとぼけたことをと思う。真面目に働いて、生活・結婚・子育てが出来ない「労働」に対する価値基準がまったくおかしい・・・。
「パート多い企業に痛手」の見出し。企業が運営する健康保険組合の財政が悪化し、健保組合の解散が相次いでいるという。何のことはない「前期高齢者納付金制度の新設で、国の肩代わりを健保組合がしている訳で、制度の矛盾が働く者の健康や生命を脅かしている・・・。
「生活苦しい」最多の57%、6年連続更新、「教育投資、日本は最下位」先進28ヶ国中GDP
に占める教育予算は、前年度比0.1ポイント減の3.4%で最下位。
どの内容も、人間らしく生きる上において極めて重要な事項だ。社会制度全般が後退、悪化、崩壊している現状は、人間の尊厳が大きく損なわれ、生命や存在そのものが「単なる物」として位置づけられているのではないか。地方自治に身を置く議員として、あらためて、人間の尊厳、市民的権利を自覚したい。
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