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12月 】「平岡 敬さん三原で講演」
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2009/01/14
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「平岡 敬さん三原で講演」
11月3日、前広島市長で「広島マゝコミ九条の会J代表の平岡 敬さんが『今こそ歴史に学ぶとき』の演題で日本国憲法発布63周年を記念しての講演を行った。「九条の会・三原」と「九条の会・おのみち」の共催で持たれ、130人の市民が集った。講演では平岡さんの新聞記者時代に被爆者を取材した中で投げかけられた「なぜもっと早く戦争を終えることができなかったのか」の言葉にこだわり続けてきたことや、戦前戦中、マスメディアが戦争に協力荷担してきたこと、そして現在もなお全うな批判をなしえていないメディアの罪を自戒の意も込めて語った。戦争は決して突然こ始まるものではなく、そこに至るまでの積み重ねがある。 日本は今、あのいまわしい歴史を繰り返そうとしているかのようで危険な状況にある。対テロの名目のもとで自衛隊装備を際限なく強化しているが、「軍事力では平和は築けないことはアフガニスタンやイラクをみれば明らか」「今こそ、豊かで公正で命が守られ、安心して暮らせる社会を築くため、憲法9条を生かさなければならない」と強調した。平岡さん自身、現在、核実験による被爆者の救援活動に携わっており、その立場から「核兵器廃絶のため日本こそその先頭に立つべきだ」とも訴えた。
平岡さんの講演に先立って、路上ライブや集会で、反戦・平和・反差別の自身の思いを
歌い上げてきた若き七河さんから歌とギターの演奏もあり、青年たちの参加も目立った全
体として若々しい雰簡気の講演会であった。
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