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12月 】全国農業問題連絡会
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2009/01/14
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全国農業問題連絡会
新社会党全国農業問題連絡会の第6回総会を広島で開催した。一日目(11月15日)には三原高坂の坂本重夫さんの農場を見学した。坂本さんは30年以上に渡って有機農業を営んでいる。有機農業は大量生産が難しいことから、はっきり言って儲からない農業である。しかし坂本さんの農業や生き方を学ぼうと、全国から世界から若者が来る。彼ら彼女らの中にはここ数年、地域に定住して農業に従事する者が出てきた。そして坂本さんを中心に、生産した米を「てとてと米」として発売する事にも取り組み始めた。
参加者は、坂本さんの農業にかける思いや生き方に感動をもって話に聞き入った。
夕方から大久野島に渡り、大崎上島でブルーベリーの栽培に取り組まれている横本正樹さんの実践を学んだ。ブルーベリーが認知されるまでに相当苦労があったと報告された。
二日目(11月16日)は連絡会の総会の後、三原総支部の田治幸信さんのリードで「毒ガスの島大久野島」についてフィールドワークに取り組んだ。
東は千葉、西は熊本から20名の仲間が集結し、広島の参加者を合わせて38名による学習会は成功裏に終えることが出来た。なお来年は山形の地で行われる予定である。
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