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2月 時言 嘗(な)められてたまるか!
2009/02/23

時言 嘗(な)められてたまるか!
 今次の定額給付金、政策としては大多数の国民は反対しているが、「呉れるといなら貰う」と言っているとの、アンケート結果に依拠しての強行という。しかしその実は、一人一万二千円という、酒一升と比べものにならない大盤振舞で、一票を買えないはずはないという本音が透けている。嘗められたものである▽「例え反対があろうとやり切る」とし、「支持率なんか5%あればいい」と豪語する首相だが、民意を無視しての強行がいかに甚大な被害をもたらすかは、小泉イラク派兵で一目瞭然となったばかりなのに、である▽民意からの距離で政権の民主主義度(?)を計るということができる、というなら選挙を経ずに政権に就いた安倍・福田もさることながら、麻生政権は非民主の極みである▽なぜこのような非民主的な政治が、主権者が敵の思想にやられている、あるいは主体確率を阻む政治・社会システムが温存助長され続けているからである。例えば男性の育児休業は制度的に保障されていても行使は限りなくゼロに近い。子ども・家庭を犠牲にしても会社に尽くす、滅私奉公こそが出世の道であり、ジェンダーフリーは否定され、正規・非正規にみる雇用形態の細分化に象徴的なように、政治・経済・社会は差別を利用して作動させられ収奪され続けているのである▽支配の基本戦略「差別を温存し自立を阻む」 に抗して、自立した主権者として定額給付金に対し「嘗めやがって」と主体的怒りで対応したいものである。                     (安保英賢)
Olive Diary DX Ver1.0

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