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3月 翼
2009/04/16


海賊対策のため、ソマリア沖への海上自衛隊呉基地からの派遣が決まった。新たなる自衛隊の海外派兵であり、自衛隊法に違反し、憲法違反に当たるものであると私たちは考える。▲ソマリアとはアフリカの東岸で、アフリカの角と呼ばれている国である。この国の北部アデン湾海域において、さらにインド洋側においても‘05年以降海賊が多発するようになった。▲言うまでもなく海賊行為は許されない。しかし、ソマリアの長い内戦が海賊行為の背景になっていることを忘れてはならない。氏族間の対立に伴う経済格差拡大、それに尾を引く国家の分裂的状況、米軍や国連のPKOによる介入等も安定化に寄与しないまま混乱が続いている。こうした背景を考えないまま自衛隊が派遣される。▲かつてマラッカ海峡における海賊対策では、現地当局と連携して海上保安庁が大きな役割を果たしたと言われている。今回も、近隣諸国のオマーンやイエメンなどが自主的に安全を確保するために様々な支援を求めていると伝えられている。「他国が軍隊を派遣している」という理由には、自衛隊の海外派兵を恒常化しようとする意図が読み取れ、大変危険であると言わざるを得ない。

Olive Diary DX Ver1.0

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