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2010.3月2010年国際女性デー広島県集会を終えて
2010/04/16

2010年国際女性デー広島県集会を終えて
県本部女性委員     時本千恵美

2010年国際女性デー広島県集会が3月7日(日)、広島市内で約180人の参加者を得て開催された。
 今年は「国際女性デー提唱100周年」・「女性差別撤廃条約採択30周年」という節目であり、広島においても1975年国際女性(婦人)年の翌年、1976年3月から数えて今年は35回目の広島県集会だった。
 「女性差別撤廃に挑戦する世界の女性・問われる日本の女性運動」と題し、I女性会議常任顧問の清水澄子さんによる記念講演があった。
 その中で、「女性差別撤廃運動」の国際的な始まりと100年の歩み、5年に一度開催される国連世界女性会議における世界の女性たちの意識、具体的な女性差別撤廃のための行動の内容などわかりやすく報告された。
 そして日本政府における女性差別撤廃の取り組みは依然として進まず、国際機関である女性差別撤廃委員会より2009年、4度目の厳しい改善の勧告を受けているにもかかわらず、世界99カ国が批准している「女性差別撤廃条約選択議定書」をいまだ日本政府は批准していないのである。
 今後も、ジェンダー平等の視点で、人間らしい労働と生活を求めて、国内外の女性たちと共に行動の輪を広げ、特に日本国内においては早急に民法の改正を勝ち取ることなどが確認された。
 最後に副実行委員長の三木郁子さんの閉会のあいさつで締め括り集会を終了した。
Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部