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3月 時言 「今求められる課題意識」
2009/04/16

時言 「今求められる課題意識」
 先日「○○が若い頃からの夢で、今だにそれを追い続けている」と聞いて、「久しぶりだなあ」と感激を覚えた。あるいは又「若者が課題意識をもたなくなった。海外への関心を喪失している」との識者の指摘をたびたび聞く。「このままでどうにかなる」という、その場しのぎ、 あるいは内向きの狭隘な考え方の中に閉塞していることの反映であろう▽この傾向は政治家に顕著だが、それは選んだ国民意識の反映なのでもあろう。しかし、これをもって「江戸時代よりの日本人の精神構造」とする論があるが、果たして科学的か▽戦後一貫して、就中全共闘運動封殺後、さらには冷戦解体後資本の側は、人々の夢を喰う「貘」として機能した。とりわけ産学一体化政策で教育は産業に従属させられていったのである。教育等の中で夢・理想・課題意識をもつことを危険視しそれを封殺する。そうすることが、自らの支配的地位の確保を保障するとの資本の側の認識と戦略が貫徹されていく▽グローバル化は避けて通れない」とする右翼デマゴギーの扇動の中、国民の賃金・労働条件を「地球規模の標準」に引き下げる政財のグローバル化攻撃に、「やむなし」と受け入れ、内向きに萎縮するのも課題意識を奪われているからである▽「私たちにとって本当の意味でのグローバル化とは何か。社会は、自分の生き方はどう変えていくのか。国境は自分にどのように作用しているのか」等々深く考え、課題意識を回復しなくてはならない。オバマを選んだのは、米国の課題意識そのものなのである。
(安保英賢)

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