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[1月号]翼
2014/05/01


安倍政権の暴走が止まらない。ダボス会議で「・・・今年は第一
次大戦から100年目・・・、イギリスもドイツも経済的には依
存度が高かった最大の貿易相手国だったが戦争が起こった。大切なことはコントロールすること。私は中国に対して、偶発的な事故あ
るいは衝突が起こらないように、軍同士、あるいは防衛当局同士の、コミュニケーションチャンネルを作るべきだということを、随分前なんですが申し入れています」と▼しかしその裏で政府は、昨年12月に新防衛大綱と中期防衛力整備計画を決定し、南西諸島における自衛隊の増強を大幅に盛り込んだ。そしていよいよ、憲法を変えないまま「集団的自衛権」行使へ向けて、公明党が躊躇していることからみんなの党や維新の会を責任野党とくすぐって中間に入れようとしている。彼の言う積極的平和主義とは、憲法9条を前提にした外交路線ではなく、強力な軍事力、場合によっては力・戦争でもって「平和」を築くことのようだ。この1年はまさにそのように動いて来たと言わざる得ない▼加えて新しいNHKの籾井会長の発言が火に油を注いでいる。籾井会長は、慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と。また尖閣や竹島については「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と。まるで民主主義レベルの低いどこかの国の報道機関の発言である▼日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷が2000年12月12日、「天皇裕仁および日本国を、強姦及び性奴隷制度について、人道に対する犯罪で有罪」との判決を言い渡した。翌年NHKはこれを取り上げた放送で番組内容を大幅に差し替えたが、そこには政治家の圧力があったのではないかと言われている▼例えば2005年1月12日朝日は、「NHK『慰安婦』番組変更中川・安倍氏『内容偏り』前日、幹部呼び指摘」との見出しで、経済産業省・中川昭一と内閣官房副長官安倍晋三からこの番組の編集についてNHK上層部に圧力があったと報道▼この件はその後大きな影響を与えていったがそのことはさておいて、新会長の発言は、NHKが政府の報道機関に成り下がっていく懸念を払拭できない
Olive Diary DX Ver1.0

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