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2014/05/01

国際女性デーに参加    時本千恵美

2月23日、春を思わせるような好天の中、稲荷橋から大通りを
通って集会場のYMCAまでを元気良くデモ行進しました。寒さに
耐えようと厚着をしていた仲間は、少し汗をかく位でした。今年は、新調した団扇を掲げ、「女性の権利を守ろう」「秘密保護法反対」「原発反対」などをシュプレヒコールしながら、120人のデモ行進を展開しました。
集会は三木委員長の司会で運営され、関係7団体による連帯挨拶
が行われました。なかでも、朝鮮総聯女性同盟の李さんは、昨今の
政府の動きに、日本での在日の生き方に危機感を覚えていること、
朝鮮学校無償化問題を差別と捉え、高校生が原告となって裁判に訴えている事等を提起され、参加者の心をゆさぶり共感を呼びました。
続いて、広島大学準教授の北仲千里さんによる「どう変える?世
界男女平等度ランキング105位の日本の女と男」と題する講演が
行われました。
北仲さんは、豊かな国ランクでは10位の日本が、男女平等ランクで
は105位のギャップを、国会議員等の政治参加が低レベルである
こと、企業内での役職が少ないこと、非正規労働者の大部分が女性
であること、地域社会等でのリーダーが少ないこと、大学院への進
学率が低いこと等を挙げられました。大体アジアの国は低いのです
が、日本は、タイ・中国・ベトナム・インド・インドネシア・マレーシアよりも低く、やっと韓国より高いという状況です。それなりに想像はしていましたが、それにしても低すぎると思いました。
内閣府男女共同参画局の調査によると、無理やり異性から性交さ
れた経験のある女性については、05年1,578人、08年1,67
5人、11年1,751人で年々増加しています。しかも、相手は顔
見知りの人・よく知っている人が76・9%。ですから当然にも誰に
も訴えることができないという状況とのこと。加害者との関係でも、配偶者・元配偶者、親・兄弟・親戚等が45・6%にも上るという状況で、国連から厳しく指摘されているとのことでした。
こうした、いわゆるセクハラ問題については、例えば、被害に遭
うのは当人にも落ち度がある、強姦する者は見知らぬ男である、強
姦する者は特殊な男である等々、社会の誤った認識・歪んだ認識が
背景にあることが大きいとも指摘されました。
そういう意味において、セクハラ問題を考えるこうした集会には、
男性こそが参加すべきであると改めて感じたところです。
Olive Diary DX Ver1.0

Copyright © April,2005 新社会党広島県本部