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[2月号]時言 民族差別を許さない
2014/05/01

時言

朝鮮学校への「高校無償化」適用除外は違法であるとして、広島朝鮮高級学校の生徒や卒業生が国を訴えた。大阪、愛知、福岡、東
京でも同様の裁判が行われている。
昨年12月18日、広島地方裁判所で開かれた第1回公判で、足立弁護団長は、「子どもと無縁の政治的理由を持ち込んで、子ども固有の権利を剥奪することは許されない。朝鮮学校のみを無償化しないのは明らかな差別だ」と訴えた。原告となった高校生も非公開で意見陳述を行っている。
民族教育を奪うことは、日本社会で朝鮮人として生きる権利を奪うことに他ならない。そして、差別は差別する側の問題である。広
教組はこれからも「無償化」裁判を支援するとともに、国に追随して朝鮮学校への補助金を打ち切った広島県・広島市に対して補助金の再開を強く求めていく。
(広島県教職員組合)
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